アナログスティックの入力方式には、可変抵抗式、ホール素子式、TMR式の3つがあり、 それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。
1. 可変抵抗式 (MH-Delta標準)
- 最も一般的で、古くから使われている方式 – スティックの動きに応じて抵抗値が変化し、電圧として読み取る。
- 接触式のため、摩耗によるドリフト現象が起きやすい。
- 安価で大量生産に向いているが、耐久性や精度は限定的
2. ホール素子式
- 磁石とホールセンサーを組み合わせ、磁場の変化を非接触で検出。
- 摩耗がなくドリフトが起きにくい。
- 精度はADCの解像度に依存するが、一般的な用途には十分。
- コストは高いが、信頼性が高く、最近の高品質コントローラーに採用され始めている。
3. TMR方式
- 量子力学的なトンネル効果を利用した最新の磁気センサー方式。
- ホール素子よりも高感度・高速応答が可能。
- 非接触で摩耗がなく、極めて高い耐久性と精度を持つ。
- 高級コントローラーや産業用途向けで、コストは最も高い。
結論として、ホール素子、TMRは非接触式でドリフト耐久性に対し大きな優位性があります。 入力応答に関して、3種類の明らかな優位性を感じる人はごく一部かと思いますので、 現状のおすすめはホール素子式です。